麻薬王、パブロ・エスコバルってご存知ですか?
Netflixの人気ドラマ「ナルコス」で描かれているコロンビアの麻薬王です。
今回の日本のニュースでは流れないニュースでは
その元麻薬王が持ち込んだカバが、生息していないはずのコロンビアで繁殖していて生態系を壊しているという話です。
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エスコバル
まずは、エスコバルについて調べてみよう。
エスコバルはコロンビア最大の麻薬密売組織「メデジン・カルテル」を創設し、「麻薬王」として世界中に悪名を轟かせた。世界最大の麻薬消費国であるアメリカをはじめ世界中でコカインを密売し世界有数の大富豪の一人に上りつめた。
エスコバルの命令によって3000人[1]以上の人間が殺されたと言われている。それを表す言葉が「Sometimes I am God, if I say a man dies, he dies that same day.」(私は時々神になる。私が死を命じた者は、その日に死ぬ)である。そのためコロンビアやアメリカでは「史上最も凶悪非情な野心に満ちた麻薬王の一人」として知られている。
大富豪であったエスコバルは自宅に飛行場、動物園、私設軍隊まで所有していた。ボニーとクライドが乗ったとされる車やクラシックカーも所有していた。自身はコカインはいっさい嗜まず大麻を愛用したと伝えられる。
ウィキペディア
冒頭に書いたようにNetflixの人気ドラマ「ナルコス」でも描かれているように 極悪非道と言われる反面、彼の生まれた地区では、英雄扱いしている人がいることも事実
そのエスコバルが、生前に持ち込んだカバが、野生化してしかも数を増やしている。
コロンビアのカバ
1993年にコロンビア警察の手でエスコバルを殺した後に政府は財産を押収、ほとんどの動物は地元および国際的な動物園に寄付されました。
しかし、カバは、凶暴性もあり、捕まえるのが困難でそのまま野生化してしまったと言われています。
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飼われていたカバは、4頭だけでしたが、今や、近隣の湖や川に80頭を超えるカバが生息していることがわかった。
カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)とコロンビアの機関が、生態系に関する調査をしたところ
「この影響には、有害な藻類やバクテリアに燃料を供給することによる水質と水資源への悪影響が含まれる可能性があることは明らか」
という報告がされています。
はぼぞうの一言
生態系を壊す動植物は、日本でも多く存在しています。
その多くは、人の手によって持ち込まれています。
ペットとして飼いきれなくなって捨てたとか、ゲームフィッシングで川や池に流したなどであちこちで問題になっています。
ゲームフィッシングで放したブルーギルなどを退治しようとして、TV番組で池の水を抜こうとしたら
市に対して抗議が殺到したりしています。
「イカれているとしか思えない」
その時の抗議の多くが、「生き物が可愛そう・・・」
あほか・・・
遊びのに放流したことで「もともといた生き物たちが消滅しつつある」というのに・・・
おバカなごく一部な人によって今後もこのような事例は増えるでしょう。
でもカバには、罪はないけどね!
情報元
ニューズウィーク
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