金曜日のロック野郎も連載を続けてきたが、今回は、ロック野郎番外編でシャネルズを聴いてみよう。
1980年、顔を黒く塗った男たちがブラウン管に登場した。
その名は、「シャネルズ」コミックバンドと思ったけど、楽曲はものすごくクオリティが高かった。
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目次
ランナウェイ
1980年2月 デビュー曲「ランナウェイ」がいきなりミリオンセラーを記録
これまであまり聴いたことのなかった ドゥーワップ (doo-wop) という
「ドゥーワッ」「シュビドゥビ」「ドゥビドゥワ」という声を楽器代わりに伴奏に使うという手法は、1960年代のモータウンに代表されるソウルミュージックが有名だった。
ランナウェイを聴いてみよう
https://youtu.be/36Mj0A4VFaQ
作詞:湯川れい子
作曲・編曲:井上忠夫
シャネルズの快進撃は止まらない。
トゥナイト
1980年6月 2枚目のシングル発表、これもヒットとなった。
トゥナイト
https://youtu.be/XrgGjNnMIRg
作詞:湯川れい子
作曲・編曲:井上忠夫
ドゥーワップ (doo-wop)の路線は大成功、顔を黒く塗った演出も当たり、絶好調
オリコン 3位
ザ・ベストテンも5位ランクイン
しかし、ここで大きな事件が発覚した。
メンバーのうち5人が未成年の女子とわいせつな行為をしていたことが発覚 一時謹慎
普通なら、このスキャンダルで消えるはず。
しかし、シャネルズの音楽をみんな待っていた。
街角トワイライト
1981年2月 謹慎期間を得て、再び 戻ってきたシャネルズ
街角トワイライト
https://youtu.be/nxTKkBpXFTc
作詞:湯川れい子
作曲・編曲:井上忠夫
シングルチャートで1位を獲得、スキャンダルなど吹っ飛ぶ勢いであった。
ハリケーン
1981年5月 勢いは止まらない。 ハリケーンが、ヒット
ハリケーン
作詞:湯川れい子
作曲・編曲:井上忠夫
デビューから4作連続のオリコンシングルチャートTOP3という快挙を成し遂げる。
涙のスウィート・チェリー
1981年9月 涙のスィート・チェリー発売
初のバラード曲でイメージチェンジを狙うが、TOP 10入とはならず、最高で12位だった。
涙のスィート・チェリー
作詞:湯川れい子
作曲・編曲:井上忠夫
この後に、4枚のシングルを発売するが、10位以内にランクインすることはなかった。
6th 1982年3月 憧れのスレンダー・ガール 13位
7th 1982年7月 サマー・ホリデー 17位
8th 1982年8月 もしかして I LOVE YOU.(「シャネルズ+1」名義) 28位
9th 1982年11月 週末ダイナマイト
プロデビューして2年、ヒット曲を続けてきた シャネルズの人気は、上がることはなかった。
普通ならここで消えてゆくことも多いのですが、1983年に再びランク1位に返り咲く
ラッツ&スター
1983年 シャネルズは、活動を終了
ラッツ&スター誕生
英名表記の「RATS & STAR」は「ドブネズミ達と星」
そして逆から読んでも「RATS & STAR」となる。
そして、改名後の1曲め 1983年4月 め組のひと ランク1位となり復活を果たす。
め組のひと
https://youtu.be/Gz2mFQR4nTM
シャネルズ時代のオールディーズ風作品と異なり ダンス・ミュージックで復活
シャネルズの話は、ここで一度休載、ラッツ&スターについては、いつか機会があればご紹介したいと思います。
シャネルズ&ラッツアンドスター
メンバーでいろいろと問題がありましたが、彼らのの起こしたものは、日本の音楽会に新しい風を運んできたことに間違いない
シャネルズ時代の楽曲は、ドゥーワップ (doo-wop)を日本にはじめて紹介したものとしてこれからも歌い続けられてゆくと思います。
シャネルズの曲は、YouTube Music で聴くことができます。
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