アーモンドの下の天使に別れを告げ バスに戻る。
私たちは暑さでヘロヘロだったのですが他の人達は元気にピラミッド群を登ったらしい。
そういえばお昼はまだだった。
暑いときはビールに限る
ということで昼食はパレンケの遺跡の近くにあるロス・レオネスというレストランです。
このレストラン なんとオープン形式 !
「暑いのに!!!!」という私 天井は草で覆われている かなり高い 大型の扇風機(天井についているやつ)が気だるさそうに回っている。
メニューは野菜スープ、牛肉or魚or鳥肉を選択、フルーツ、コーヒーだった。
暑くて暑くて まず ビール(もちろんコロナ)を飲む。 汗がひいてゆくのがわかる。
突然 梅干しがまわってくる。 添乗員の藤野さんの差し入れだ。
日本の味が疲れている身体に効いてくる。
「全部 とらないでくださいね 残りは宮下さんのです」
宮下さんの話しによれば メキシコでも梅干しはあるにはあるのですが少し味が
ちがっているとのことです。
食事は思っていた以上に美味しかった。
塩気が強かったのがよかったのかも知れない。
先に食事をしていた日本人のグループがいた。
聞こえてきた情報によると同じJTBらしい。
ただし このグループ我々と違い ちょっと遺跡、そしてスーパーリゾート カンクンに向かうらしい。
あきらかに若い女性が多い。
雰囲気もこちらと違っている。
実にあかるい。 まぁこれからパレンケの見学だそうなのであのジャングルの暑さを知らないためだと思われる。
それにしても同じJTBでも旅の目的が違うとこうも参加者が違うものなのか?
帰り際 店の片隅の売店でTシャツを購入! もろメキシコ もろパレンケのTシャツです。
実は着るものが底をついてきたので現地調達しなければならないところまで追い込まれていた。
この後はカンペチェという街まで 400Km以上のバスの旅になる。
また あの苦痛が始まるのか???? 私はインドでのバスの旅を思い出した。
「寝りゃ あっという間に着くさ」 と勇気を奮い起こしてバスに乗り込んだ。
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【グラシアス・メキシコ】 62 バスドライバー カルロスは、ナイスガイ!
パレンケ~カンペチェ(約450Km)JTB旅のしおりにはこう書かれている。 2代目?カルロス運転手がバスを進める。 彼は、メリダという遥か彼方から ビジャエルモーサまでバスを運転してきたそうである。 ...
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※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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