「このトゥーラの遺跡は、トルテカ文明の中心地です。 トルテカ文明は、明日 行く予定のティオティワカン文明が滅んだあと栄えました」
宮下さんのガイドは波に乗っている。
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血まみれなチャックモール
「トルテカ文明は軍事的性格をもっていました。 他の部族を滅ぼし 生贄を得ていました。ここにあるチャックモールという石でできた置物の上に生贄の心臓を乗せて。。。。。。」
「とすると このチャックモールは、血まみれ!!!!」
ぎょぇーー
首があるチャックモールはなかった。
ピラミッドを登ります。
全部で30段ぐらいの階段、一段がかなり高い。
上までなんとか到着!息が切れる
なんと言ってもここは海抜2000m以上なのだ。
ピラミッドの上部は平らである。
太い柱状のものが何本か建っている。
宮下さんの話しによるとこの柱の上に木造の屋根が乗っていたそうだ。
下を見おろす。
広場が見える。
球技場も見える。
球技場は、古代メキシコでは、神に捧げる儀式であったそうだ。壁に作られたリングにボールを通すらしい。
手を使わないルーツ、サッカーの原形なのか??? リングもかなり高い場所に設置されていてバスケットのようだ。
頂上に建っている柱には、戦士の彫刻がしてあります。
背中には太陽のような盾をつけているようです。
自由な時間になったので 階段を降りて、首のないチャックモールを見ていたら。
その写真を撮ってはいけない
「首を出して写真を撮ったら面白いかも。。。。。」
と宮下さんの声
「じゃ やってみるか」
私は、チャックモールの首のかわりに自分の首を出して写真を撮った。
写真を撮ってから気が付いた。
私が首を出したとき手をついたところは、かつて生贄の心臓をおいたところだと・・・
「まぁ 大丈夫だろう!!!」
と言いつつ 内心かなり動揺している自分に
気が付いた。
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※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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【グラシアス・メキシコ】 15 メキシコの物売り登場
無事にチャックモールとの記念撮影を終え、競技場を見に行く。限られた時間しかないので見学ポイントは最初からターゲットを決めておくのだ。 スポンサーリンク メキシコの物売り登場 「........」 突然 ...
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