黄金に輝くパゴダを1周すると 突然
「私のお布施もこのパゴダで輝いています」
セインさんの話によるとセインさんの家族はこの「シュエダゴォンパゴダ」にお布施をしているということである。
お布施はきっと宝石類に姿を変えていることであろう。
「私の名前のセインと言うのもダイヤモンドという意味です」
セイン=ダイヤモンド
彼は「ミスター ダイヤモンド」ということになります。
この「シュエダゴォンパゴダ」にはエレベータで上がってきたわけですが帰りは参道のような緩やかな階段を下りることになった。
参道と言っても屋寝つきで階段もとても緩やかであった。
階段を上から見ると下がまったく見えない。
遥か先まで階段が続いている。
階段の両側には、仲見世?のような店が下までつながっている。
売っているものは「お経」のような書籍、仏像、仏絵、写真、その他飾り物がところ狭しと並んでいる。
「カラコルム峠越え あらいさん」はさっそくどこかに消えてゆく
と言っても添乗員の高橋さんもセインさんも我々もまったく心配していない。
「カラコルム峠越え あらいさん」は時間になったら必ず現れる。
彼のような好奇心に満ちあふれた行動はとても羨ましい。
全員そろって階段を下りてゆく と言っても下まで行かないで途中で外に出る。
そこは最初エレベータに乗った駐車場であった。
「カラコルム峠越えあらいさん」は、書店でミャンマー語の本を何点か購入していた。
次の目的地は、ミャンマーの僧侶の試験場である。
バスから降りると巨大な建造物のなかに入ると巨大な空間が広がっていた。
「ここでは、お坊さんの最高の試験があります。 その試験は1日8時間 大蔵経というお経を30日間、暗証します。そこで5回以上 つっかかると失格です。今までに4人しか合格していません。 つい最近 4人目の人が合格しました。」
凄い試験! 想像もできない。
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【ミャンマーの休日】 その44 空調のない? 博物館
再びバスに乗り込み向かったところは、国立博物館である。 ミャンマー国立博物館は立派な建物であった。 博物館の中は人がいなかった。 建物の中に入るとガランと空間が広がっていた。 中央には、ガラスケースに ...
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※この旅行記は、1998年に書かれたものです。
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