新型コロナウィルスの影響は、人の生死が最優先されるわけで、それ以外のものは、後回しになってしまった。
飲食業と航空産業をはじめとする交通機関、旅行産業、ライブなどのエンタメ業界は致命的な状態に追い込まれてしまった。
そんななか、ギリシャの動物園が、厳しい状態に追い込まれている。
今回の日本のニュースに出てこないニュースでは、
ギリシャの動物園ピンチ 2,000頭の動物たちが路頭に迷う(かも知れない)
と題して、動物園が絶滅してしまうのでは・・・
というお話です。
最後まで読んでいただけたら幸いです。
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目次
COVID-19 現在の状況
ギリシャでは1日平均689人の新規感染者が報告されている。ピークだった11月18日の26%になる。
パンデミック(世界的大流行)開始以降、同国では感染者156,473人、死者5,779人が報告されています。
2021年1月31日で言えば、東京都の一日の感染者数と同じぐらいになってきました。
しかし、約3ヶ月間のロックアウトによって窮地に追い込まれている施設があるのです。
資金難に陥っている動物園
ギリシャ、アテネ郊外スパタという地域にあるアッティカ動物園(Attica Zoological Park)は、2,000頭の動物を飼育、健康に保つために危機におちいっています。
動物園の創設者兼CEOのJean JacquesLesueur氏によると
「食費、給料、光熱費、医療費、その他の費用の間で、動物の世話をする費用は現在、月額200,000ユーロ(243,000ドル)が必要です」
200,000ユーロ とは 日本円では、25,393,272円(2千5百万円)になります。
(2021年2月1日現在)
「現状では…まだ少なくとも1か月は続けることができますが、その後、わかりません。」
原因は、ギリシャの動物園では、約3ヶ月を超える閉鎖が続いています。
飢える動物たち
Jean JacquesLesueur氏は、こう言っている。
「それが私たちと他の会社の違いです。一般企業が閉鎖すると閉鎖します。私たちは閉鎖しますが、動物たちは、閉鎖となりません」
企業は、閉鎖すれば、営業を止めるだけ せいぜい、所属している社員にカネを払うこと
しかし、動物園は、おカネをおとしてくれるお客さんが、いるいないに関係なく、動物たちの食費、健康、施設の維持に一定の費用がかかります。
その金額が、先の述べた月額200,000ユーロ(約2千5百万円)というわけです。
アッティカ動物園(Attica Zoological Park)は、、20ヘクタールの土地の中に
象からプレーリードッグまで290種が生息しています。
その動物たちは、チケット、飲食物、ギフトショップの売上で収益の99%をまかなっています。
この99%の収益が失われてしまったのです。
特にクリスマス休暇の収益が失われてしまったのが大きいと思われます。
生き残るために
動物園はまた、封鎖が終了するときのために割引価格で5,000の前売りチケットを販売しました。
Jean JacquesLesueur氏は、そのお金で従業員の給与を支払うことができたのです。
幸い、サプライヤー(仕入先や 供給元)は、協力を申し出ていています。
動物園のスタッフの3分の2は国が支援する一時解雇に従い、援助により、最低限の運営ができています。
しかし、これもいつまで続くかわかりません。
まとめ
新型コロナウィルスの状況下で動物園とか言っている場合じゃないだろう
というご意見もあるでしょう。
しかし、子供の頃 動物園で楽しい時間を過ごしたことを思い出してください。
新型コロナウイルスは、人の命だけではなく、あらゆる経済を破壊してしまいました。
生活、仕事、生命の危機まで言われています。
でもこの状況で 儲かっているのは、どこかの国で作られているワクチン開発会社!
カネの流れをみれば、真実は、わかりますよね。
2015年にアメリカ国立衛生研究所は研究の委託として370万ドルの資金援助を行うなど同研究所はコロナウイルスを積極的に研究している。
ウィキペディア
ということを知っていましたか?
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