AJCCは、同じ「中距離」でも中山の外回り芝2200mという特殊条件が効きやすいレースです。直線が短く坂があり、コーナー4回でロスも出やすい。
だからこそ“中山芝2200mで走れているか”を最優先にすると、軸も相手も選びやすくなります。
今回は出走予定馬から、有力馬3頭と人気薄で馬券に混ざりそうな3頭を、同コース実績と近走内容で深掘りします。
目次
AJCC(中山芝2200m)コースのクセ:まず押さえるべきポイント
中山芝2200mは、コーナー4回で立ち回りが重要になりやすく、内〜中枠がロスを抑えやすいという見立てもよく語られます。脚質も「前で運べて、最後まで脚が鈍らない持続力型」がハマりやすいコースです。
この“持続力+立ち回り”の条件に合う馬を探すと、AJCCは点数を増やさずに相手を拾いやすくなります。
馬券になりそうな有力馬3頭
1) ドゥラドーレス
堅実さが最大の武器。長期休養明けの一戦を除けば「ほぼ崩れない」戦歴で、近走も重賞で連続2着と地力が高いタイプです。特に昨秋の産経賞オールカマー(中山芝2200m)で2着に入り、同コース適性を結果で示した点は大きい材料。AJCCで“まず軸”に置きやすい存在です。
2) ショウヘイ
世代上位の評価が明確で、日本ダービー3着の実績が光ります。前走の菊花賞は距離が長かったという整理がされており、勝っている2200mに戻る今回は巻き返しのストーリーが立ちやすい一頭。中山の持続戦で能力を出し切れるかが焦点です。
3) ジョバンニ
ホープフルS2着、皐月賞4着など重賞常連。クラシック戦線で大崩れせず、中山でも崩れていないと評されている点が魅力です。「中山で安定して走れる4歳」を素直に評価するなら、この馬は有力どころに入れておきたい存在。
人気薄になりそうで“馬券内”があり得る3頭(穴候補)
※ここはオッズ次第ですが、「近走の着順だけで嫌われそう」「年齢や近況で評価が割れそう」でも“条件が合う”馬を優先しました。
1) ノースブリッジ
AJCCの過去覇者という一点だけでも、舞台適性の裏付けは十分。大きな故障を乗り越えての復帰戦はダートで結果が出ませんでしたが、今回は本来の芝に戻り、実戦を使った上積みも見込めるという見立て。人気が落ちるなら、相手に入れる価値が一気に上がります。
2) チャックネイト
一昨年の勝ち馬で、特に“馬場が悪化して時計がかかる”状況に強いとされています。芝の稍重〜不良での好成績や宝塚記念での健闘も挙げられており、当日の馬場が渋るほど怖いタイプ。人気薄で「条件発動」したときの破壊力がある穴候補です。
3) ディマイザキッド
重賞であと一歩まで来ている“伸びしろ枠”。函館記念・毎日王冠で4着、アルゼンチン共和国杯で3着と、G2でも展開ひとつで馬券圏が見える位置まで来ています。派手さはない分、人気が過度に上がらないなら相手として面白い存在です。
「中山の同コースで好成績」から逆算して買える3頭
ここは答えが比較的シンプルで、“中山芝2200mで結果を出しているか”を最優先にすると次の3頭が軸になります。
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ドゥラドーレス:オールカマー2着(中山芝2200m)で適性を証明
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ノースブリッジ:AJCCの勝ち馬=舞台替わりが強烈なプラス
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チャックネイト:一昨年のAJCC勝ち馬。道悪巧者としても魅力
まとめ:AJCCは「中山芝2200の実績」で軸がブレない
AJCCは“格”や“近走の派手さ”だけで選ぶと、コースロスや持続力勝負で取りこぼしが起きやすいレースです。まずは同コース実績のある馬を軸に据え、相手に「条件がハマると浮上する人気薄」を足すと、馬券としての形が作りやすくなります。