今から約50年前の1974年10月7日(昭和49年)日本の音楽シーンにグラムロックが華々しくデビューしました。
その楽曲は、半世紀を超えて有名ロックアーティスト達によって歌い継がれています。
今回の金曜日のロック魂は、
日本のグラムロックは、半世紀前の特撮ロボットドラマから始まった マッハバロン
と題して 子供向けロボット番組に突如登場したグラムロックについて語ってみよう
最後まで読んでいただけたら幸いです。
スポンサーリンク
目次
子供達のの心に突き刺さるハードなオープニング
マッハバロン 人がロボットに乗って操縦するという子供向け特撮ロボット番組あった。
エレキギター、激しいドラム、あやしく聞いたことのないような音色(たぶんテルミン)の伴奏に続いて 激高するボーカル
演奏、ボーカルも激しいのですが、阿久悠作詞もまたぶっ飛んでいた
じょうりんされても黙っているかぁ♫
じょうりん(蹂躙)?
おそらく お茶の間の子供達(自分も含めて)この蹂躙という言葉をはじめて耳にしたことであろう。
オープニングは、ウルトラマンシリーズのような影絵とともにさらに盛り上がる
いまだ出撃 マッハバロォォォォォン♫
スーパーロボット マッハバロォォォォォン♫
マッハコレダー ぶっぱなせ♫
こんなにも子供の心に突き刺さるオープニングってあったであろうか?
おそらく 初めて聞く ロックミュージック しかも 半端ないハードロック
能書きはこのへんで そのイケてるオープニングを聞いてみよう
最高にかっこいい 50年前の子供向け特撮ドラマの主題歌とは思えないほど クオリティが高い
オープニングの動画はこちら
スーパーロボット マッハバロン:OP
子供向けのロボットドラマとは思えないほどのかっこよさ
先日、お亡くなりになった 団次郎さんも出演していました。
マッハバロン
OP:「マッハバロン」(作詞:阿久悠/作曲・編曲:井上忠夫/歌:すぎうらよしひろ)
いかがですか?
約50年前 この楽曲がつくられ 毎週テレビで流されていたのです。
昭和のアニメソングは、Jazzっぽい本格的なものもありましたが、マッハバロンは、日本のグラムロックの草分けとも言っていいと思います。
当時の子供達(自分も含む)は贅沢な音楽を知らず知らずに聴いていたわけです。
ROLLY
マッハバロンのOPは、多くのロックミュージシャンがカバーしている
特に有名なのは ROLLY amazonn musicより
アルバム「GLAMOROUS ROLLY」より
グラマラス・ローリー~グラム歌謡を唄う
なお オリジナルのギター演奏者が Char という噂があるが定かではない
甲本ヒロトがザ・コーツ時代にカバーしている音源もあるそうです。
作曲・編曲:井上忠夫(井上 大輔)さんは、マッハバロン以外にも
フィンガー5「学園天国」
シャネルズ「街角トワイライト」
劇場版ガンダム「哀・戦士」
というヒット曲を作曲しています。
血と薔薇
めちゃくちゃかっこいい!
エンディングも合わせてどうぞ!
まとめます。
日本のロック楽曲でもひときわ異彩を放つ マッハバロンのOP
昨今のアニメOPのように本編とは関係ない楽曲などではなく、番組のために制作された楽曲
しかもグラムロック全快で「蹂躙」という今では、子供番組で絶対に使われないワードを組み込んだクオリティの高さには感動します。
子供向けの特撮と言っても手抜きなどしないでガチで取り組んでいた大人達の作品であると感じることができます。
ドラマもかなりな未来感を持っていたのですが、途中で打ち切りとなってしまいました。
特撮ロボットドラマとしては、前作のレッドバロンも出来が良く これまたオープニングがかっこいい。
しかも格闘技ばりのアクションが魅力的です。
今回は、半世紀前のグラムロック マッハバロンを紹介しました。
この時代のアニメ、ドラマには、まだまだ 魅力的なOP、EDがたくさんあります。
金曜日のロック魂としてご紹介する機会があると思います。
資料
『スーパーロボット マッハバロン』は、1974年10月7日から1975年3月31日まで、日本テレビ系で放送された日本現代企画製作の特撮テレビ番組、およびその劇中に登場する巨大ロボットの名である。放送時間は毎週月曜19:00 - 19:30 。全26話。 ウィキペディア
最終回: 1975年3月31日
エンディング: 「眠れマッハバロン」
制作: 日本テレビ
放送分: 30分
放送時間: 月曜19:00 - 19:30
放送期間: 1974年10月7日 - 1975年3月31日