カンペチェから約1時間 マヤ族の住んでいる村を通過する。
小さな家は風通しがよさそうだ。
ハンモックが見える。
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「ユカタン半島のマヤ族は身長が小さくぷっくりとしています。ホンジェラスにもマヤ族はいるのですが ユカタンのマヤ族より小さく 子供のようにも見えます。」
「マヤ人はとっても清潔好きでハンモックを使っています。
住居は チョーザと呼ばれる作りで漆喰を塗って一定の温度に保つように工夫されています」
と宮下さんの説明
普段 人工的な快適さのなかで生きている我々より快適な生活なのだろうか?
「ウシュマルの遺跡」に着いたのは10:30を過ぎていました。遺跡の周りは
ジャングルです。
しかし 「パレンケ」とは違い ジメジメしていない。乾燥した空気のためさほど暑く感じない。
遺跡は立派な入り口と立派な休憩所、レストラン、土産物屋が並んでいる。
欧米人がたくさんいる。 カンクンなどのリゾートから来たのであろうか?
遺跡にご対面するまえにマヤ歴の絵の販売の説明があった。
「この絵はみなさんの誕生日などの記念日をマヤ歴に直して印刷してくれます。
遺跡保護のための募金にもなっていますすので記念になりますので よかったら
ぜひご購入下さい。 今 予約して帰りに受け取ることができます」
「もう ぜんぜんOK 誕生日で申し込もう」
と言うことで普段はケチな夫婦もしっかり申し込んだ。
いきなり「魔法使いのピラミッド」が我々を待ち構えていた。
あまりの急な傾斜でちょっとビビル
「あれ登るの?」
と 高所恐怖症の私は オドオド
宮下さんのガイドがはじまる。
「ウシュマルは300年~900年ごろ作られました。 ウシュマルとは3回
つくりかえられている と言う意味から呼ばれています。
壁面は四角の切石によるモザイクをはめ込んでいて プウク様式と呼ばれています。
このあたりは石灰質なので河が形成されません。生活用水は雨水に頼っていました。
そのため 雨の神 チャックが信仰されていました」
はっきり言って 私の耳には宮下さんの声が届いていない。そびえ立つと言うより
壁のように見える。
一応階段らしきものがあるのですが幅が狭く足が完全に乗らないと思われる。
一本の鎖が頂上から下がっていた。
「魔法使いのピラミッドとよばれる保らミッドは、高さ30m、121段の
階段、傾斜は38度ぐらいあります。 今まで見てきたピラミッドとは違い 全体に
丸くなっています」
楕円形のような底面積を持つ優雅なピラミッドである。 ただしこれからこの
ピラミッドを登る私には優雅さなどなかった。
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