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はぼぞうの言いたい放題

能力のないものがリーダーになる不幸について

リーダーの仮面――「いちプレーヤー」から「マネジャー」に頭を切り替える思考法

会社というのは、組織で動いています。

基本 軍隊の指揮系統と同じで上司の命令は絶対である。

と言われていたのは、昭和の時代

今時、軍隊のような上司がいたら パワハラとかで速攻訴えられて辞職に追い込まれるでしょう。

軍隊と会社で違うところは、部下がしくじっても社員が死なないからです。

さて、令和の時代の上司とはなんだろうか?

筆者の長いサラリーマン生活で見聞きそして体験してきた上司の話である。

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能力のないものがリーダーになる

古く、昭和の時代 上司に付け届けをしたり、休日に上司の引っ越しの手伝いとか、運転手とか

とことん 気に入られようとして上司に取り入って出世していった先輩方がいました。

スキルが低いのに出世したものがたどる道はどうなるか

そう 答えは、40歳以上リストラ 再就職もままならず 悲惨な残りの人生を送っています。

昭和時代で求められるリーダー

スキルというのは、仕事の能力だけではありません
ここを間違えている人がいますが、仕事の能力だけだったら、トップ営業マンがそのまま出世するわけですが、それは、昭和の時代までのお話

仕事ができる ⇒ 出世して役職について部下を持つ

昭和の時代は、まだ それでもよかったのです。

なぜなら パワハラで脅しながら部下を叱りつけてノルマを達成させれだけでよかったのです。

「なになにくん ちょっと来たまえ」
と自席に社員を呼び出して延々と説教をしている
昔のドラマでこんなシーンを見かけませんでしたか?

典型的なパワハラ上司の行動です。

昭和の時代って こんなに簡単なことで出世できたんですね

くせ者達をまとめる能力

自分を含めて7人仲間で立ち上げ 数年後に150人以上というIT企業で仕事をしてきました。

運良く 時流に乗り、いくつかのピンチを奇跡的に乗り越え、家に帰れないほど仕事をしてきました。

人数が増えるにつれて、組織化され、プロジェクト単位で仕事をするようになりました。

自分も役付で20名ほどの部下を持ち 仕事をしていたのですが、IT企業というのは、超個性的な人材が多く、彼らをチームで動かすことにかなり苦労しました。

そこで学んだことは、強制的に何かをやれ と言うだけでは人は動かない ということです。

くせ者をまとめるには、彼らの状況を観察し、臨機応変な対応が必要だったと言うことです。
仕事のミスは仕事で取り返せ
ITエンジニアのプライドを刺激しながら仕事を進めてきました。

その会社には、もう一つのグループがありました。
そのグループには、ものすごく古いタイプの考えをもった人がリーダーになり、部下達の不満爆発状態でした。

横に立てて3時間

仮に彼をT部長としよう

T部長は、自分より若いのに社長の肝いりでグループリーダーとなりました。
最初は、古参メンバーに遠慮していたのですが、やがて暴走をはじめます。

ミスをした人を自席に呼び出し 立たせて説教をするのです。

数分、数十分ならまだしも 数時間 一位時には、3時間以上立たせていました。

しかも 最初だけ 叱り飛ばし他の地 自分は、自分の仕事をして 無視です。

貴重な時間を「立たせる」という行為で無駄にしていたのです。

立たせた時間の損失は、残業になるわけですが、T部長は、タイムカードを先に押させて、サービス残業を「無意識に強要」させていたのです。

これって、令和の時代では、絶対にNGで訴えられても仕方がありません。

案の定、退職者が続き、貴重な戦力を失い続けたのです。

しかし、社長は何の対策もしませんでした。

会社に必要なのは、優秀なエンジニアなのか? それとも傲慢なリーダーなのか?

急激に成長した会社は、リーマンショックという大波にのみ込ました。

運の悪いことに新社屋に引っ越した、数ヶ月後に起きたこの金融市場に対する影響は大きく
ある金融業種のシステムのシェアを半分以上持っていた会社は、顧客が最初に倒産、合併が続き、一気にシェアが縮小となりました。

そうなると後は、転がり落ちるように業績悪化 早期退職者募集で「有能なエンジニア」の大半が退職し あとは、おわかりですね

そんな状況でも会社は、T部長を重用しつづけた結果 エンジニアがほぼいなくなる状況で会社が崩壊します。

さらば

自分の部下達とは、早期退職者のときに話し合い、この会社から離れることを進めました。
会社の経営状況と若いエンジニアは、まだ将来があるからです。

自分は、部下の抜けた後の後始末をして1年後に退職しました。

T部長は上司として適正だったのでしょうか?

昭和の時代 彼のやり方は、多くの企業で見られたと思います。
部下に厳しくすればするほど評価されるという時代でした。

しかし、この話は、2000年代 平成の話です。
しかもプライド高いITエンジニアという猛者達の上司では失格と言わざる得ません。

さらに悪いことに、彼のエンジニアとしての能力が部下より下であったことも不幸でした。
せめて、エンジニアとして秀でたことがあるというところでもあれば 少しは違ったかも知れません。

令和の時代

IT技術者も変わりました。

くせ者、猛者達のような エンジニアは消え失せ、優等生ばかりです。

そこそこできますが、やったことのないことはやらない という人が多いのも事実です。

そもそも、会社勤めをする人は、能力が低い という時代です。

できるやつは、自分で起業するという時代になりつつあります。

そんな状況で有能な上司とは? リーダーとは? なんでしょうか?

新しいリーダー像

リーダーの素養は、人そのものです。

社員は、くせ者でも有能ならばよいのですが、リーダーとなると なかなか難しいと思います。
もっとも Appleの故スティーブジョブズ、Tesla、Space X社のイーロンマスクのような天才的な人ならば 話は別です。
カリスマがあれば 人はついてきます。

そうでない普通の人は

リーダーの素養は、人そのものなのです。

簡単に実践できる手法を上げてみましょう。

  1. 自席に呼び出して立たせるのではなく、ミーティングエリア、個室で話す。
    または、自席に椅子を用意して 同じ視線で話すようにする。
  2. 内線で連絡するのではなく、情報を正しく伝達するためにTerms、Chatwork、Slackなどを活用する。
  3. パワハラ、セクハラには十分注意を払う
  4. 強要ではなく、納得してもらうように仕事を依頼する。
  5. 成果を正しく判定し、きちんと評価する。
  6. 仕事の能力ではなく、コミュニケーション能力が重要

きちんと話ができる人が求められます。

ヒューマン・スキルの向上

部下の心を動かす「ヒューマン・スキル」は、必須条件です。

他人との付き合いが円滑にできなければリーダー失格です。

リーダーというのは、グループ、プロジェクトの責任を持つわけです。
だから 高い給料をもらっているわけで 偉そうにすることがリーダーではないと言うことを覚えておいてください。

コミュニケーション能力

他人との付き合いが円滑にできなければリーダー失格です。

これは、対人関係を向上させるためにコミュニケーション能力を向上させないと実現できません。

コミュニケーション能力の向上は、人によってまちまちで 正解がないのですが、目上の人と多く話すことを心がけましょう。
同世代の仲間だけで連んでいたのでは、進歩がありません。

感謝することで部下の心が動く

コンプライアンスなどという、ルールを無視するような仕事はできなくなりました。

とはいえ、相変わらず パワハラ、セクハラの話が多く出てきます。

そうならないために、これまで書いてきた T部長の反対のことを行えばいいのです。

部下に対してまずは
「おはよう」「ありがとう」からはじめましょう。

「感謝することで部下の心が動く」ということを覚えておいてください。

軍隊でない限り

人は、命令すれば動くわけではありません。
納得しなければ満足した結果が得られません。

特に
若い人は、命令すれば、表面上動くと思いますが、納得しないと満足した成果があがらないでしょう。

まとめ

カリスマ的な人ならば、「ああしろ こうしろ」と言っても 人はついてくるでしょう。
でも凡人の私たちには、カリスマがないのです。

そのときは、素直に

「感謝することで部下の心が動く」
「ヒューマン・スキルの向上」
「コミュニケーション能力向上」

この3つを思い出してください

 

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  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと前の現役ITエンジニア シンガー 森口博子とアーティスト 中村中が大好きです。

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