アナログ時計が教えてくれたこと

昭和の時代、高校入学のお祝いで腕時計をもらった人　多いと思います。
腕時計をすることで　ちょっとだけ　大人へのあこがれを持つ

しかし、令和の時代に　そんなことを考える親も子供もほとんどいない。

そもそも　腕時計をしていない人が多く、時間を知るにもスマホを見ればわかるので不便さを感じない。

今回の熱いミルクティでは、
アナログ時計が教えてくれたこと
と題して　スマホがあるのになぜアナログ時計をするのかについて　考え？いや意見を言わせていただきます。

最後まで読んでいただけたら幸いです。

デジタルな社会

世の中、デジタルな社会である。

その中心は、スマホことスマートフォン　この１台があれば、財布などなくても電車にも乗れるし、レストランで食事もできる。

外出先では、映画を見たり、読書をしたり、音楽だって　楽しめる。

地図も持ち歩くこともなくなり、時刻表など必要もない。

遊びたい人をあつめることもできるし、ネットを通じて　まだ見知らぬ運命の人と会えるかもしれない。

こう考えるとスマアートフォンがなければ、私達の生活が成り立たなくなる可能性もありそうです。

だから KDDI(au)の通信障害で大きな影響が出たわけである。

つまり、スマートフォンやネットワークに囲まれた私達は、完全なデジタル社会の真っ只中で生活しています。

時計をしなくなった人々

冒頭でご紹介したように　多くの人は、腕時計をしなくなりました。

都会にでかけた人ならばわかりになると思いますが、そこら中に時計があります。
電車の中、駅のホーム、広告　そして　スマートフォンにも時計が表示されています。

こうなるとわざわざ時刻を知るためだけに存在している時計など必要がなくなってしまいました。

腕時計をしている人が減るのは、当然と言えば当然なのです。

デジタルになってしまった時計

現在の時計の多くは、デジタル表示です。

００：００　などとジャストの時刻を教えてくれるのは、それはそれでありがたい。
しかも　ネットに接続している時計は、性格で時刻合わせなど必要がなくなりました。

でも、ジャストの時刻を知ることに便利なデジタル表示ですが、

「あとどのぐらい」という感覚は、いいかがでしょうか？

デジタルなので　目標の時刻から引き算することが必要となります。
暗算の神様ならば、「そんなの簡単だよ」となるわけですが、凡人の自分達にとって

いちいち　頭の中で計算する　というのは面倒です。

アナログな時計

私は、外出するときは、SKAGEN（スカーゲン）というデンマーク社のスマートウォッチをしています。
スマートウォッチですからスマートフォンと連動していて　心拍とか、歩数などを自動的にログを取ってスマートフォンでいつでも見ることができます。

所謂、活動計です。

しかし、文字盤を敢えて　アナログ表示にしています。

もちろん、ファッション的な意味合いもありますが、重要なのは

おおよその時間がわかること

大体何時ぐらい　お昼まで　あと２０分ぐらい

という感覚を直感的に知りたいためなのです。

「そんなのデジタルならば　正確な時刻がわかるのに　なんでアナログ？」

いえいえ　だいたい何時ぐらい　というのが、デジタル社会においても　時間の感覚を知るのに重要だからです。

人は、デジタルではない生き物なので　適当に動いている部分が多く、目に見えるものだって　脳が取捨選択をしていたりしているかも知れません。

曖昧な人間なのにデジタルで置き換えられない

だいたい何時ぐらい

というのが、安心するのです。

もっとも、子供の頃からデジタルな世界で育っている人にとっては、この意味を理解できないかも知れません。

スマートウォッチ

私は、前の章で述べたように

SKAGEN（スカーゲン）　Forester 3という時計を愛用しています。

見た目は、ダイバーズウォッチのようですが、文字盤を好きなように変えたり、時計を見るだけで　現在地点の気温、天気、スマホのバッテリー残量などをひと目で確認できます。

また、メール、メッセージ、スケジュールなどの通知、音楽再生時の操作やボリュームなどもできるようになっています。
Googleアシスタント機能もあるので　音声だけでコントロールもできます。

スマホに来ている通知を確認できるので　通知が来るたびに　いちいちスマホを取り出すことも減りました。
※重要なことだけスマホを見れば良い。

時計バンドも一般の時計と規格がおなじため　好き勝手に変えることができますので　他人とかぶることはない。

文字盤も　Pujie というアプリを使えば　いくらでも変えることができます。

もちろん　デジタル表示もできますが、円形の時計なので　アナログ表示がよく似合うものです。

[Skagen] スマートウォッチ FALSTER 3 SKT5207 ブラック

慣れないと厳しいアナログ時計

Apple Watchは、四角なので　ちょっと　おじさんが使うには、恥ずかしい

そこで　SKAGEN（スカーゲン）の時計を購入

選んだ理由は、クラシカルな円形のデザインだったからです。

もちろん円形デザインなので文字盤は、アナログにしました。

しかし、ここで困ったことが

パッと見て　時刻が読み取れない・・・

アナログ時計をしばらくみていないため　パッと見て時刻が読み取れなかったのです。

完全な老化現象です。

これもしばらく使っているうちに自然にわかるようになってきました。

デジタルと違って、みた感覚で時刻を読み取る

ここは、眠っていた脳の感覚を呼び覚ます訓練だと思っています。

まとめ

デジタル社会に囲まれている中で少しだけでもアナログ的なものを感じるというのは、感覚を大事にしたい自分にとって大きな転換点でした。

それは、デジタルなスマートウォッチでも盤面をアナログに変えるだけで　かなり効果があったようです。

何時何分という目にダイレクトに飛び込んでくる情報ではなく、頭を使って時刻を読み取るという行為

人は、便利になればなるほど退化しているようです。

何でもスマホが、いけない

なんて言っていません。日常生活の中で　多少アナログ的なものを接することも重要だといいいたいのです。

訓練のお陰でアナログ的な一面を取り戻したというお話でした。

あなたは、すべて　デジタルになっていませんか