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【2026年09月23日 速報】トランプ大統領が国連で「合意か壊滅か」|イランは海峡7日以内再開を提案

2026年09月23日 速報|トランプ大統領の国連演説・ホルムズ海峡・原油価格まとめ(日本時間JST基準)

🟢 トランプ大統領は現地時間9月22日午前(JST:2026/09/22深夜)、ニューヨークの国連総会で演説し、イランについて「合意するか、それともイスラム共和国を壊滅させるか」という大きな決断を迫られていると語りました。一方で「選挙(11月の中間選挙)の直後に合意できると思う」とも述べ、強硬な言葉と合意への期待を同時に示しています。同じ日、イラン側からはホルムズ海峡を「7日以内に再開する」用意があるとの提案が伝わり、原油価格は1バレル100ドルを割り込んで下落しました。開戦(2026年2月28日)から207日目の動きを、アルジャジーラの報道を軸に欧米・中東の主要メディアから整理します。

🔵 信頼度ラベルの見方:🟢=複数ソースで確認済み/🟡=単一ソースまたは当事者の公式主張/🔵=編集部による分析・解説。各段落の冒頭に付けています。日付は原則として現地報道の日付で、時刻が分かるものは(JST)で日本時間を併記しています。

ひと目でわかる最新状況(9月22日時点)

項目 最新の状況
トランプ国連演説 「合意か、壊滅か」の決断を表明。中間選挙の直後に合意できるとの見通しも
イランの提案 米国が封鎖を解けば、ホルムズ海峡を7日以内に再開する用意(イラン高官)
原油(ブレント) 約98.49ドル(前日比 約1.7%安)=100ドル割れ
原油(WTI) 約89.64ドル(前日比 約2.7%安)
ホルムズ海峡 米海軍の封鎖が継続。通航は開戦前の1日約125〜130隻に対し十数隻程度
イランの国連代表団 演説中に退席。ペゼシュキアン大統領もニューヨーク入り
航空制裁 イランの航空会社を世界規模で締め出す米制裁が9月23日発効
人的被害 米軍の死者18人、イスラエル側32人以上(報道ベース)

トランプ大統領の国連演説:「合意か、壊滅か」

🟢 トランプ大統領は国連総会の一般討論演説で、イランを「テロ支援の最大の国家」と呼び、「イランに核兵器を持たせることは決して許さない」と改めて強調しました。そのうえで、自分は「大きな決断」を前にしていると述べ、「合意して戦争を終わらせるのか、それともイスラム共和国を素早く壊滅させるのか」と問いかけました。複数の米メディアが、この「合意か壊滅か」という二者択一の言葉を演説の中心として報じています。

🟡 「生き残る望みも、将来の繁栄の望みもない地獄へ追いやるのか」
「選挙の直後に合意できると思う」
――トランプ大統領、国連総会演説(現地時間9月22日)

🟢 大統領は、合意の時期について11月の中間選挙の直後になるとの見通しを示しました。また、弾薬不足への懸念を否定し「必要以上の軍需物資があり、生産も増えている」と主張。各国に対しては、イランを経済的に完全に孤立させ続けるよう呼びかけました。演説ではイランのほか、ベネズエラ問題や人工知能(AI)の呼び方、国際刑事裁判所への批判など幅広いテーマに触れています。

🟡 イラン代表団のメンバーは、トランプ大統領の演説中に議場から退席し、席に残ったのは1人だけだったと報じられています。一方でルビオ国務長官は、国連総会の場でイラン側と会うことに「前向きだ」とし、「前向きな結果につながる見込みがあるなら」と含みを持たせました。トランプ大統領自身が「自分のチームが国連でイラン代表団と会った」と語ったとの報道もありますが、会談の中身は明らかになっていません。

🔵 演説の言葉は非常に強いものの、「中間選挙の直後に合意」という発言は、軍事的な決着よりも交渉による出口を意識していることをうかがわせます。脅しと交渉を同時に使うのはトランプ政権がこれまでも取ってきた手法で、言葉の激しさだけで今後の軍事行動を判断するのは早いと編集部は見ています。

イランの反応と「ホルムズ海峡7日以内再開」提案

🟢 イランの高官は、米国が軍事的な圧力を緩め、イランの港に対する海上封鎖を解除すれば、ホルムズ海峡を7日以内に再開する用意があると提案しました。共同通信やロイターなどが伝えたもので、この高官は「合意に向けて進む可能性はある」としつつ、米国に「真剣さと約束の実行」を示すよう求めています。仲介はカタールなどが担っているとされます。

🟡 ペゼシュキアン大統領は国連総会に出席するためニューヨークへ出発する際、「国々を力で屈服させることはできない」と述べました。アラグチ外相も9月21日にニューヨーク入りしています。一方、イスラム革命防衛隊(革命防衛隊/IRGC)の報道官は「長期戦の準備はできている」と語り、戦術を変える可能性も示唆しました。外交の窓を開けつつ、軍事面では強い姿勢を崩さない構図です。

ホルムズ海峡と海上封鎖の最新状況

🟢 世界の原油の約2割が通るホルムズ海峡では、米海軍による海上封鎖が続いています。開戦前は1日およそ125〜130隻が通航していましたが、現在は十数隻程度にとどまり、集計する機関によって数字にばらつきがあります。9月21日には海峡付近でタンカーが正体不明の飛翔体を受けて損傷し、乗組員少なくとも2人が負傷しましたが、船は自力航行を続け、環境被害は報告されていません。

🟡 トランプ大統領は8月、ホルムズ海峡について「米国が完全に支配している」「鋼鉄の壁だ」と自身のSNS(ソーシャルメディア)に投稿しました。これに対してイラン側は「イランの条件が受け入れられるまで海峡は再開しない」と反論してきました。今回の「7日以内再開」提案は、そのイランが条件付きで歩み寄りの姿勢を見せたものと受け止められています。

戦闘状況:イラン・米国・フーシ派・サウジアラビア

🟢 イラン本土への大規模な空爆はここしばらく確認されておらず、イランによる周辺国へのミサイル・ドローン攻撃も小康状態が続いています。ただし海上では緊張が続き、イエメンのフーシ派はサウジアラビアの石油関連施設や紅海の船舶への攻撃を続けています。8月11日にはバブ・エル・マンデブ海峡付近で貨物船が攻撃され、少なくとも6人が死亡しました。

🟢 国連の調査団は、ミナブおよびラメルド近郊での攻撃について、米軍が戦争犯罪を犯したと信じるに足る合理的根拠があるとの調査結果を示しています。米ホワイトハウスはこれを退け、「戦争犯罪を犯している唯一の当事者はイランの体制だ」と反論しました。人的被害は、米軍の死者18人、イスラエル側32人以上と報じられています。

EU・英国・周辺国の動き

🟢 主要7か国(G7)の外相は9月22日、フーシ派によるサウジアラビアへの攻撃を「容認できない」と非難し、イランにフーシ派への武器供与をやめるよう求めました。英国は、フーシ派の攻撃に対抗するためサウジアラビアの戦闘機への空中給油を行うと表明しています。欧州が中東の防空に一段と関わる動きとして注目されます。

🟡 フランスは9月20日、イランがフランス語教育センターを閉鎖したことに抗議し、イランの代表を呼び出す方針を示しました。核問題では、欧州主導の制裁復活(スナップバック)をめぐり、国連安全保障理事会でロシアと中国が合法性に異議を唱えています。カタールの首相は戦争の影響を「地震のようだ」と表現し、仲介役として米国・イラン間の短期的な合意づくりを模索しているとされます。

イラン国内の経済・社会・政治

🟢 石油・ガスの輸出が滞ったことで、戦時のイランのGDP(国内総生産)は約10%縮小したと報じられ、市民生活の困窮が深刻化しています。米国は9月に入りイランの航空会社27社を制裁対象に指定し、主要航空会社マハーン航空はオマーンやトルコ路線の運航をすでに停止しました。

🟡 ベッセント財務長官は9月21日、イランの航空会社を世界規模で締め出す新たな制裁を発表し、9月23日(JST:2026/09/23〜24ごろ)から発効するとしました。長官は「給油も着陸サービスも航空券の販売もできない。さもなければドル決済網から外される」と警告しています。エジプト・トルコ・ロシアの銀行はすでに二次制裁の対象となっています。

和平交渉の現在地

🟢 停戦はこれまで何度も結ばれては崩れてきました。4月8日にパキスタンの仲介で最初の停戦が成立したものの、4月11〜12日のイスラマバード協議は決裂し、米国は4月12日にホルムズ海峡の封鎖を開始。6月には延長と覚書(メモランダム)の署名まで進みましたが、7月10日にトランプ大統領が「停戦は終わった」と宣言し、7月13日に封鎖が再発動されました。

🔵 今回は、トランプ大統領の「中間選挙の直後に合意」発言、イランの「7日以内の海峡再開」提案、ルビオ国務長官の「会うことに前向き」という姿勢が同じタイミングで出そろいました。過去の停戦が崩れてきた経緯を考えると楽観は禁物ですが、ここ数か月で最も交渉の材料がそろった局面と言えそうです。焦点は、米国が封鎖解除という条件にどこまで応じるかです。

原油価格の最新動向:100ドル割れへ下落

🟢 原油価格は下落しています。9月22日、ブレント原油は1バレル約98.49ドル(前日比 約1.69ドル安、約1.7%下落)と100ドルを割り込み、米国の指標であるWTI原油も約89.64ドル(約2.7%下落)となりました。同日の取引の早い段階ではブレントが約101.69ドルまで戻す場面もありましたが、その後は売りが優勢になりました。

🟢 下落の主な理由は、米国・イランの交渉への期待です。トランプ大統領が合意に向けた「大きな勢い」があると示唆したことや、イランがホルムズ海峡を7日以内に再開する用意を示したことで、供給不安がやわらぐとの見方が広がりました。なお、ブレントは1か月前と比べると約7%高く、1年前と比べると約46%高い水準で、高値圏であることに変わりはありません。

🔵 市場は「合意への期待」で下がりやすくなっている一方、フーシ派のサウジアラビア攻撃や海峡でのタンカー被害など、供給不安の火種は残っています。交渉が停滞すれば再び100ドルを超える可能性もあり、日本のガソリン価格や電気・ガス料金にも影響しうるため、今後数日の協議の行方が注目されます。

まとめ:いま押さえておきたい3点

🔵 第一に、トランプ大統領は国連で「合意か壊滅か」と強い言葉を使いながらも、中間選挙の直後の合意に期待を示しました。第二に、イランは封鎖解除を条件にホルムズ海峡を7日以内に再開する案を示し、原油は100ドルを割り込んで下落しています。第三に、フーシ派の攻撃や航空制裁の発効など緊張の材料も残っており、交渉が実を結ぶかどうかはまだ見通せません。国連総会の期間中に米国・イランの直接の接触が進むかが、次の大きな焦点です。

🔵 出典・編集メモ:本記事はアルジャジーラを軸に、シーエヌエヌ、エービーシー、シービーエス、エヌビーシー、ロイター、国連ニュースなどの欧米・国際メディア、および中東の報道機関の公開情報を編集部が整理・要約したものです(日本の報道機関は除外)。日付は現地報道ベース、時刻が分かるものは日本時間(JST)を併記しています。戦況や価格は流動的で、今後更新される可能性があります。

  • この記事を書いた人

はぼぞう

旅と砂漠と写真と女性を愛する60歳ちょっと過ぎたの「元金融系システム屋」です。 現在は、社内SEのアルバイト件システム構築やってます。 シンガー 森口博子とアーティスト 中村中の大ファン

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