同じツアーの人よりはやく戻った我々は、入り口付近にある展示室らしき部屋に入った。
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おちゃめな顔の裏にある死の匂い
おそらくここで出土したと思われるたくさんの壷、石柱、レリーフに混じって 完全な形のチャックモールが展示してあった。
残虐と思うのは我々の固定概念であって実際にはどのような社会背景で生贄が行われたか不明です。
しかし血なまぐさいことには変わりない。
でもチャックモールのの顔は思わず笑いたくなるような愛嬌のある顔をしていた。
「なんで不思議な顔だ!」
そこに展示してあったチャックモールがレプリカかどうかはわかりませんでしたが
とにかくチャックモールに出会うことができたことに満足する二人であった。
バスに戻ろうとしたら ラテン軍団が階段のところを占拠してしている。
どうやら記念写真をとっているらしい。
「学生かな?? でもうっさい」
かなりやかましい。 こんなんでちゃんと写真がとれるんであろうか?
再びメキシコシティへ
バスは「トゥーラの遺跡」を後にする。 同じ道を戻ってゆく。
列車がバスの右手を走っている。
とてつもなく長い列車だ。
見える範囲がすべて列車しか見えない。
いったい何十両 いや 何百両あるんだろうか?
メキシコの列車事情はよくないと言われています。
国内の交通は自動車が支配しています。
そのなかで健気に走る列車達
(この原稿を書いている現在1997/5/29TV朝日系で 「世界の車窓からの番組」でメキシコ編を放映しています。
メキシコシティ~パレンケ~メリダ なのですが我々もこの後同じコースを辿ることになります<-余談です)
砂漠に捨ててある大量のごみが捨ててあった。
空き缶、洗濯機、自動車などなどが山になっている。
「紛れもなくここは大量消費国なんだなぁ」と感じる
バスは再びメキシコシティへ「メキシコ 国立人類学博物館」に向かっている。
と そのまえに昼食です。
※この旅行記は、1997年に書かれたものです。
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【グラシアス・メキシコ】 17 ビール王国 メキシコ
昼食は、メキシコシティの「マリア・ボニータ」というレストランでした。 「マリア・ボニータ」の意味は「美しいマリア」と言う意味だそうです。 いかにもメキシカンと言う店です。 メキシコのビールは最高だ ち ...
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