先日パスポートの更新に行ってきました。(かなり前の話です)
古いパスポートは穴が空けられ私の手許に戻ってくることになった。
何気なくパラパラとめくってみる。
「おぉ~ ずいぶん いろいろなところに行ったなぁ」
ギリシャ、スイス、フランス、エジプト、イギリス、中国、インド、そしてメキシコ。
バラバラに押された出入国スタンプ、ページいっぱいに押されたビザ、摩訶不思議なサイン。
このパスポートにはここ5年間の思い出がたくさん詰まっている。
(この記事を書いたのがもう12年ほど前ですが・・・))
カラカラに乾いた大理石
寒い寒い3400m
きどっている街
身体が焦げるような砂漠
シャイな国民
おとぎ話のような小さな村
月の砂漠で駱駝キャラバン
いつまでも飛ばない飛行機
6時間のバスの旅
毎日登ったピラミッド....
次から次へと鮮やかな情景がが蘇る。
記憶は風景だけではない。湿気、匂い、味、身体の感覚も覚えている。
そこでこの雑文を書くことを決心した。特に記憶に残った出来ごとを断片的に書いてみよう。
と言うことで不定期に連載を始めます。気軽におつき合い下さい。
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【右手に好奇心 左手にパスポート】 第1話 誰かピスタチオを買ってきて!
どこまでも青い空、青い海、ジュディ・オングは歌っていなかったけれど エーゲ海は確かに我々の目の前にあった。 場所はギリシャ、日本からオリンピック・エアーで約20時間。遠い遠い、外国である。 ツアーの客 ...
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