優れたクリエイターは、優れた経営者ではない。
という歴史が繰り返されることになった。
2023年7月に公開された「君たちはどう生きるか」のほか、「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」「耳をすませば」「かぐや姫の物語」などの作品を送り出してきたスタジオジブリの株式を日本テレビが取得し、子会社化することを発表しました。
このことによるスタジオの体制変更などはなく、日本テレビはスタジオジブリの自主性を尊重し、役員を派遣して経営のサポートを行うとのことです。
日本テレビによるスタジオジブリの株式取得に関するお知らせ - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI
https://www.ghibli.jp/info/013778/スタジオジブリによれば、長らく懸案となっているスタジオの後継者問題について、創業者・宮崎駿氏の長男でありアニメ監督でもある宮崎吾朗氏が固辞したことから、様々な検討を経た上で、日本テレビと話し合いを行ったところ、方針が合致。
本日・2023年9月21日に行われた両社の取締役会において、スタジオジブリが日本テレビの子会社になることが決議されたとのこと。
今後、日本テレビはスタジオジブリの株式の取得を進め、議決権所有割合42.3%の筆頭株主となって、役員をスタジオジブリに派遣して経営のサポートを行います。
一方でスタジオジブリの自主性も尊重され、スタジオジブリはアニメーション制作と三鷹の森ジブリ美術館、ジブリパークの運営に専念していくとのこと。
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スタジオジブリが日本テレビの子会社になりアニメ制作とジブリ美術館・ジブリパーク運営に専念へ - GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20230921-studio-ghibli-ntv/
2023年09月21日 16時25分
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一時代を気づいたジブリは、偉大なるクリエイターのワガママにつぶされたようなものである。
創りたいこのを創るだけでは、会社の経営は行き詰まり、最終的に買収される結果となった。
創業者が偉大すぎた場合、それを支える地味な人物がいなければ会社は消滅するというわけである。
ホンダ、ソニーもヤバかった時期があるが、世代交代、外部からの人材を登用することで発展を遂げてきた。
残念ながらジブリは、世代交代も外部からの人材も上手くいかんかったのあろうか?